ピアノを通じた少女と青年の心の交流を描いたさそうあきらさんのマンガ（双葉社）を映画化した「神童」（萩生田宏治監督）が21日、公開される。同日午前11時10分から、シネ・リーブル池袋で、主演の成海璃子さん（14）と松山ケンイチさん（22）らが参加して、舞台あいさつが行われる。

　「神童」は、天才的なピアノの腕前で周囲から“神童”ともてはやされる13歳のうたは、母から球技を禁じられ、常に手袋を付けさせられる窮屈な毎日を送っていた。そんなとき、音大を目指す青年ワオと出会い、二人で音を共有する体験を通じて、音楽の喜びや人の温かさに目覚める……という物語。原作は、99年に手塚治虫漫画賞マンガ優秀賞を受賞。ドラマ「1リットルの涙」などで注目される成海さんがうたを、映画「デスノート」の謎の探偵Lを好演した松山さんがワオを演じている。

　また、5歳でウィーン国立音大予備科に入学した本物の“神童”和久井冬麦さん（12）が出演。うたの神がかった演奏を再現しており、クラシックの名曲の数々が披露されるのも見どころだ。
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同劇場などで全国ロードショー公開される。【渡辺圭】

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（引用 yahooニュース）






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