◇０６年度１０１件の相談の大半、特に大型連休や夏休み
　小中学生が携帯電話やパソコンでインターネット上の有料サイトに入ってしまい、高額な料金を請求されるトラブルが増加している。県消費生活センターのまとめでは、０６年度（２月末まで）の小中学生の相談１０１件のうち９６％がネット関係。大型連休後や夏休み明けなどに多いという。同センターは保護者に対し「子どもには、トラブルに巻き込まれたらすぐ相談するよう言い聞かせて」と呼びかけている。【辻加奈子】
　０６年度の相談件数は２月末までで、小学生１９件、中学生８２件の計１０１件。０１年度の約３・８倍、０５年度の約１・１倍になる。０６年度の男女別は男子７２件、女子２７件、不明２件と男子が圧倒的。１０１件のうち９７件がネット関連トラブルで、通信端末は重複を含め携帯電話６８件、パソコン３１件だった。請求平均金額は７万１９８６円。原因操作は、サイトにアクセスした途端に料金請求画面になるワンクリックが最多で５４件。次いで携帯電話の着信記録に折り返し電話して請求されるワン切りが２３件ある。サイトの種類はアダルト系が４４件と最多だが、ほかの有料サイトや出会い系、動画、クイズなどもある。保護者は自宅に請求書が届いたり、電話がかかってきたり、子どもから画面を見せられて気づくケースが多いという。
　同センターは防止策として、怪しげなサイトのアドレスはクリックしない▽安易に個人情報を送らない▽知らない電話番号やメールには応じない▽使用金額やアクセスを制限するサービスの利用――などを子どもと話し合い、約束するよう求めている...

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（引用 yahooニュース）






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