http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000213-mailo-l32
　◇手口巧妙、新手も
　消費生活相談の件数は減少しているものの手口が巧妙になっていることが、県消費者センターの昨年度の概要まとめでわかった。昨年度末から、個人情報が記載された新しい手口の架空請求メールの相談が県内で相次いでおり、同センターは「覚えがない請求があれば、相談してほしい」と呼びかけている。【小坂剛志】
　◇漏えいの個人情報悪用
　昨年度の相談件数は８５２０件（問い合わせ６２５件、苦情７８９５件）で前年を約３０００件下回り、０４年度の１万４１７６件をピークに減少傾向にある。苦情の内訳では、多額の借金の整理法やヤミ金融など「フリーローン・サラ金」が前年度比９０件増の１５３２件と最多。


使った覚えがないアダルトサイトの利用料請求など「オンライン関連サービス」が前年比で７３７件減となった。
　相談件数が減少傾向にある中で、手口は巧妙化。県消費者センターなどによると今年３月末から、個人情報が記載された架空請求メールが携帯電話に届いたという相談が中国地方で相次いでおり、実際に振り込んだという情報も寄せられている。県内では３月末から５月２５日現在で、１３１件の相談があった。
　架空請求メールには、相談者の氏名、住所、年齢など個人情報が記載され、「サイトの退会処理をしない場合は年会費６万円の請求となる。至急連絡を」などとされているという。県消費者センターは「個人情報漏えいを悪用した巧妙な手口...

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