IT関連のトランスコスモス、ゲーム会社のフロム・ソフトウェア、産経新聞社は5日、インターネット上に仮想の東京を作り上げるコミュニティーサイト「メタバース」を展開、07年内にテストを始めることを明らかにした。 運営は、3社の共同出資で設立する「ココア」（社長・森山雅勝トランスコスモス専務）が担当する。

　「メタバース」は、デジタル地図データを元に、東京都内の主要駅周辺を再現し、ユーザーが参加して一緒に街を作り上げていく。ユーザーはキャラクターを作成し、3Dの街を自由に歩き回れるものにする。最初に、渋谷区を再現し、続いて新宿区、東京23区、他の都道府県へと広げていく予定で、英語、中国語、韓国語にも対応させる。

　アニメ「NARUTO」や「GTO」などの制作会社「ぴえろ」と「攻殻機動隊」「精霊も守り人」のプロダクション I.Gが協力し、両社の持つキャラクターを仮想都市内に登場させる。


また、オンラインゲーム「セカンドライフ」のようなゲーム内通貨の換金システムや、カジノ、アダルトなどの要素は導入しない方針。

　サービスやシステム開発はトランスコスモス、プログラムはフロム・ソフトウェア、メディア関連は産経新聞が担当する。ウィンドウズビスタが起動するスペックのPCで動くように設計し、携帯電話との連動も視野に入れる。家庭用ゲーム機での展開は未定。【河村成浩】

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（引用 yahooニュース）






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