【ソウル8日聯合】ハンナラ党公認大統領候補の李明博(イ・ミョンバク)氏と、同党の元総裁ながら離党し無所属で出馬することを宣言した李会昌(イ・フェチャン)氏は、いずれも保守勢力であるハンナラ党に籍を置くという点では特別な違いはないように思われる。ともに保守層から支持を受けており、自由民主主義と市場経済を追求し、「10年左派政権の終息」という目標を掲げている。親企業的な思考、成長優先主義、韓米同盟重視という点でも似通っている。
しかしよくよく見れば、両候補の相違点は少なくない。理念傾向からして、李明博候補が「中道保守」なら、李会昌候補は「強行保守」に分類される。
リーダーシップにおいても、李明博候補が成果と効率性を重視する実用主義を追求しているのに対し、李会昌候補は原則と所信を重視している。
両候補の中核支持層も明確に区分される。李明博候補は、中道保守理念を持つ20~40代の若い層で高い支持率を見せている一方、李会昌候補は強行保守の50代以上の中壮年層からの支持が多い。地域別では、ソウル市長を務めた李明博候補は首都圏と湖南地方で、李会昌候補は嶺南地方と出身地の忠清南道で多くの支持を得ている。
対北朝鮮政策をみても、「北朝鮮が核を廃棄すれば積極的に経済発展を支援する」という柔軟な相互主義を公約に掲げている李明博候補に対し、李会昌候補は北朝鮮との「妥協」を拒否する厳格な相互主義を固守しており、対照的だ...
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(引用 yahooニュース)
しかしよくよく見れば、両候補の相違点は少なくない。理念傾向からして、李明博候補が「中道保守」なら、李会昌候補は「強行保守」に分類される。
リーダーシップにおいても、李明博候補が成果と効率性を重視する実用主義を追求しているのに対し、李会昌候補は原則と所信を重視している。
両候補の中核支持層も明確に区分される。李明博候補は、中道保守理念を持つ20~40代の若い層で高い支持率を見せている一方、李会昌候補は強行保守の50代以上の中壮年層からの支持が多い。地域別では、ソウル市長を務めた李明博候補は首都圏と湖南地方で、李会昌候補は嶺南地方と出身地の忠清南道で多くの支持を得ている。
対北朝鮮政策をみても、「北朝鮮が核を廃棄すれば積極的に経済発展を支援する」という柔軟な相互主義を公約に掲げている李明博候補に対し、李会昌候補は北朝鮮との「妥協」を拒否する厳格な相互主義を固守しており、対照的だ...
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(引用 yahooニュース)
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