今やアキバ系にとどまらず、ほのかな恋愛感情や軽い欲情を意味する言葉として広く使われるようになった「萌え」。この「萌え」こそ近代文学の大テーマのひとつだった――という視点で名作を紹介する、ユニークな文学ガイドが刊行された。 牧野武文著「萌えで読みとく名作文学案内」(インフォレスト 1500円)には、志賀直哉が幼女誘拐妄想を書いた「児を盗む話」から、太宰治がエンコー少女を描く「お伽草子」、川端康成のロリータ萌え話「伊豆の踊子」、バタイユの文学的ポルノ「眼球譚」まで全24編がズラリ。
各作品のエロ要所を引用し、作家の“萌え”タイプを分析しながら解説する。【2007年11月30日掲載】
(引用 livedoorニュース)
各作品のエロ要所を引用し、作家の“萌え”タイプを分析しながら解説する。【2007年11月30日掲載】
(引用 livedoorニュース)
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