http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071204-00000123-mai-kr
【ソウル堀山明子】12月19日投開票の韓国大統領選で、市民運動団体を支持基盤とする創造韓国党の文国現(ムングクヒョン)候補(58)は4日、旧与党系の鄭東泳(チョンドンヨン)大統合民主新党候補(54)に対し、公開討論会を通じて候補統一を16日までに実現したいと提案した。鄭氏からの協力呼びかけを拒否し続けてきた文氏が「腐敗政権の誕生阻止」のため一本化に応じる姿勢を見せたのは初めて。
実現すれば、李明博(イミョンバク)ハンナラ党候補(65)と李会昌(イフェチャン)無所属候補(72)との三つどもえの構造がより鮮明になる。
3日の朝鮮日報によると、鄭氏の支持率は15.6%、文氏は6.0%。2人足しても李明博氏の39.2%には届かないが、両陣営は候補一本化の相乗効果で急浮上する可能性にかけている。
ただ、文氏の提案は投票日3日前と直前過ぎるうえ、判定基準は市民団体の長老に任せるというあいまいな内容。短期決戦を望む鄭氏陣営との交渉は難航が予想される。討論会で文氏は盧武鉉(ノムヒョン)政権の失策を認めるよう鄭氏批判を展開するとみられ、政界では「来年4月の総選挙で創造韓国党の知名度を上げるための戦略」との見方も出ている。
一方、一時は民主新党と合併合意したが後に決裂した民主党の李仁済(イインジェ)候補(58)は、「民主党つぶしの陰謀だ」と反発した。
【ソウル堀山明子】12月19日投開票の韓国大統領選で、市民運動団体を支持基盤とする創造韓国党の文国現(ムングクヒョン)候補(58)は4日、旧与党系の鄭東泳(チョンドンヨン)大統合民主新党候補(54)に対し、公開討論会を通じて候補統一を16日までに実現したいと提案した。鄭氏からの協力呼びかけを拒否し続けてきた文氏が「腐敗政権の誕生阻止」のため一本化に応じる姿勢を見せたのは初めて。
実現すれば、李明博(イミョンバク)ハンナラ党候補(65)と李会昌(イフェチャン)無所属候補(72)との三つどもえの構造がより鮮明になる。
3日の朝鮮日報によると、鄭氏の支持率は15.6%、文氏は6.0%。2人足しても李明博氏の39.2%には届かないが、両陣営は候補一本化の相乗効果で急浮上する可能性にかけている。
ただ、文氏の提案は投票日3日前と直前過ぎるうえ、判定基準は市民団体の長老に任せるというあいまいな内容。短期決戦を望む鄭氏陣営との交渉は難航が予想される。討論会で文氏は盧武鉉(ノムヒョン)政権の失策を認めるよう鄭氏批判を展開するとみられ、政界では「来年4月の総選挙で創造韓国党の知名度を上げるための戦略」との見方も出ている。
一方、一時は民主新党と合併合意したが後に決裂した民主党の李仁済(イインジェ)候補(58)は、「民主党つぶしの陰謀だ」と反発した。
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