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フェチ 足最新情報・・・【戯言戯画】朝青龍 “偉大な悪役”カムバーック!
ザ・しびれる足 紅組
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070903-00000050-san-soci
 悪は嫌いだけど、悪役は好きだ。ウルトラマンの怪獣ゼットン、スター・ウォーズではダース・ベイダー、機動戦士ガンダムなら赤い彗星(すいせい)のシャア…。エンターテインメントの成否は、悪役の“キャラ立ち”にかかっていると思う。

 だから、朝青龍が好きだ。大相撲の品格だとか、伝統文化はかくあるべきとか、そういう話は抜きで。連続優勝記録といい、年間勝率といい、誰がなんと言おうと、史上最強の大横綱で、憎たらしいほど強い。その「憎たらしさ」こそ、悪役の神髄なのである。ゴジラにぷちぷち踏みつぶされる自衛隊の戦車のように、挑んでは跳ね返される雑魚キャラ(善玉)の悲哀が、ドラマに深さと滋味を加えてくれる。




 相撲界でいうなら、全盛期の北の湖は、そういう憎たらしさを漂わせていた。千代の富士をにらみつける威圧感たっぷりの眼光は、悪役フェチをしびれさせた。だけど朝青龍はケタが違う。反則負けはするわ、花道でざぶとんを蹴飛ばすわ、巡業さぼってサッカー? 良い子はマネをしないでねってほど痛快な悪童ぶりだ。

 無精ひげもそらず、黙ったままモンゴル行きの飛行機に乗り込んだ横綱は、いつもより小さく見えて、ちょっと心配になった。日本に帰ってくるんだろうか…。

 世の中の多くの人は「ま、白鵬がいるし」なんて思ってるかもしれないけど、少々力不足じゃないかなぁ。面白さは半減するよ、きっと。

 印象的だったのは北の湖理事長の言葉だった...

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